前回の記事は読んで頂けましたか?
今回は、実際に収益物件への融資に積極的な金融機関名、融資条件の特徴について説明します。すべてを紹介するのは出来ないので、いくつか有名な金融機関を紹介したいと思います。
ただし、どんな場合でも絶対はありません。担当者の力量や物件ポテンシャル、融資申し込みのタイミング等により変わる場合があります。だいたいの目安として頭に入れておくといいと思います。
リンク貼っておきますので、気になった方はチェックしてみて下さい。
都市銀行
みずほ銀行
https://www.mizuhobank.co.jp/index.html?rt_bn=bk_stop_hd_logo
三井住友銀行
りそな銀行
三菱東京UFJ銀行
<融資条件>
融資エリア )全国対象
融資金利 )金利1%前後
融資可能年収)年収1000万円以上
融資貸出額 )融資上限なし
耐用年数越え)耐用年数以上の融資は難しい
年収だけでなく自己資金も1000万円以上ないと厳しい印象です。金利が低いので、条件に近い方であれば最初にチャレンジしたい銀行ですね。都銀で融資を受けられると他金融機関からの見られ方も変わります。
地方銀行
千葉銀行
<融資条件>
融資エリア )1都3県
融資金利 )金利2%前後
融資可能年収)年収700万円以上
融資貸出額 )融資上限なし
耐用年数越え)耐用年数以上の融資は難しい
都銀に近い条件で借りれる可能性があります。ただ、全国対象ではないため都銀でダメだった方は1都3県で収益物件を探し、千葉銀行へ持ち込んでみてはどうでしょうか。
スルガ銀行
https://www.surugabank.co.jp/surugabank/
<融資条件>
融資エリア )全国対象
融資金利 )金利4.5%(特定地域では3.5%になる場合あり)
融資可能年収)年収700万円以上
融資貸出額 )年収の40倍まで融資可
耐用年数越え)耐用年数以上の融資可
金利が高いですが、審査が圧倒的に早いためスルガで融資付けする業者がとても多いです。初心者は融資が下りて買えるというだけで、判断をしないこと!
スルガで購入した物件にまたスルガで融資を受けることは出来ないため、他の銀行で評価が出ない物件を購入する時は注意が必要。何処にも売れず、ひたすら残債が減るのを耐え続ける事態になりかねません。
2018年 かぼちゃの馬車問題により融資条件が変わりました。
サラリーマンで年収1,000万円以上
ノンバンク
三井住友トラスト・ローン&ファイナンス
<融資条件>
融資エリア )全国対象
融資金利 )金利4%前後
融資可能年収)低年収でも可能
融資貸出額 )3億円以下
耐用年数越え)耐用年数以上の融資可
<まとめ>
審査が早く低年収でも借りれる可能性があります。購入物件とは別に担保必須となりますが、再建築不可・容積率オーバーなどの物件でも融資可のため戦略的に利用したいところです。
その他
オリックス銀行
<融資条件>
融資エリア )全国対象
融資金利 )金利2~3%程度
融資可能年収)年収700万円以上
融資貸出額 )残債を引いた2億円以内か年収の10倍まで融資可
耐用年数越え)耐用年数以上の融資は難しい
<まとめ>
1~2棟目の収益物件購入時に使っておきたい金融機関です。狙いは築浅や新築の木造で積算評価の高い物件を探しましょう。
日本政策金融公庫
<融資条件>
融資エリア )全国対象
融資金利 )金利2~3%程度
融資可能年収)低年収でも可能
融資貸出額 )7200万円以下
耐用年数越え)耐用年数以上の融資可
無担保枠2000万円があり、固定金利で低年収でも借りれる可能性があります。他金融機関とは評価方法が異なり評価額が厳しいですが、他金融機関で融資が難しい方にチャレンジして欲しいです。
主な金融機関について書いてみました。他にもまだまだ沢山ありますが、また機会があったらまとめてみたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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